地域振興の道しるべ

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お得意さまを増やす病院向けアプリとは?

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 お医者さんもいまや大変な時代になりました。開業したからと言って切れ間なく患者さんが来てくれるとは限りません。だとしたら、お医者さんとしては自分のことをかかりつけ医だと思ってくれる患者さんを増やしていくことが大切ではないでしょうか。

 しかし、どこの医院、病院でも患者側の私が残念に思うことがあります。

 それは・・・

「先生の処方で治ったよー、ありがとう。」とか、「薬、効かなかったけど、日にち薬で完治しました。」とか、「悪いけど他の病院で診てもらって、やっと改善しました。」(これは言えんか?)とかのフィードバックできる仕組みが一切ないんです。これっておかしいと思われませんか。

 確かに治った後、医院に報告に行っただけで診察料取られても困るし、わざわざ足を運ぶのも面倒、他の病院に掛かったなんて直接言えないし、ということで患者さんから医院への最終結果報告という仕組みが存在しません。 

 ところが、これってシンプルなスマホアプリの開発によって解決できることなんです。カルテシステムとの連携が取れればなおいいですね。スマホで報告をしてくれた患者さんには医院から何らかのインセンティブを提供すれば、報告してくれる患者さんも増えることでしょう。

 この仕組みは患者さん側としても最後にお礼が言えるなど気分的にスッキリしますし、また同じような症状が出たとき、お医者さんとしては前回と同じ治療・処方をするのか、変更した方がいいのか参考にできると思うのです。

 これからは製薬会社が提供する資料に頼るだけでなく、新しい仕組みを作ってお医者さんも経験値アップ、患者さんとのコミュニケーションも向上、そんな配慮が必要となるのではないでしょうか。地域の発展のためにも、お医者さんを始めとする医療関係者には頑張って欲しいと思います。