地域振興の道しるべ

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お金を掛けないコロナ対策

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 遂に日本も新型コロナの日々の新規感染者数が5,000人を大きく上回り、感染爆発と言われても仕方のない状況になってしまいました。政府や自治体の舵取りも「船山に登る」の如し。このままでは地域の経済は益々疲弊していくばかりです。

 この期に及んで政府の施策に頼らず、コロナによる被害を軽減する方法はないものでしょうか。

 日本に新型コロナが上陸し始めた頃、まだ新型コロナウイルスに関する情報は殆どありませんでした。そこで最初に思いついたのは、インフルエンザもコロナウイルスの一種であることから、インフルエンザの予防対策を調べてそれを試してみると言うことです。そこで見つかったのは、ビタミンDがインフルエンザの予防に有効であるという論文です。

 その後程なく、コロナの重症化はサイトカインストームと呼ばれる免疫の過剰反応によって血栓ができるためであるという情報がネット上に流れました。そして、サイトカインストームの予防に効く食材は何なのかと調べて見つかった論文にはフコイダンを含む海藻が有効であると書かれてました。また、オメガ3脂肪酸を豊富に含むえごま油や亜麻仁油血栓予防効果があると言われています。

 こうして、2020年2月より個人的に始めたのがビタミンDサプリを毎日摂取し、食生活の中で少し意識して海藻類やオメガ3脂肪酸の豊富に含まれた食材を多めに摂るということです。ビタミンDは比較的安価なサプリメントですし、あとは食生活を少し意識するだけなので、大した費用は掛かりません。このような方法であっても重症化を減らすことができれば、新型コロナに対して緊急事態宣言をしないで済む可能性もあるのです。

 アベノマスクが配られたとき、私が思ったのはアベノビタミンにすればいいのに、ということでした。ビタミンDは厚生労働省でも推奨しています。

 

とは言っても新型コロナに対して効くかどうか定かでないものを首相が国民に配ったとあっては批判も集中したことでしょう。しかし、首相がこのようなメッセージを添えて配ったとしたらどうだったでしょう。

 「国民の皆様、新型コロナウイルスにはどのような対策が有効であるのか、政府としましてもまだ確かなことは分かっておりません。今後政府として有効と判断しました施策は順次実施してまいりますが、今回お配りしましたビタミンD厚生労働省でも従来より、免疫系が体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退するために不可欠であるとして推奨している栄養素であります。これが新型コロナウイルスに有効であるかどうかは現時点では定かではありませんが、少しでも国民の皆様のお役に立てるかも知れないという一縷の望みを託してお配りさせていただきました。新型コロナウイルスの感染拡大・重症化・死亡が一日も早く治まることをお祈り申し上げます。」

 もしもこれで効果が出ていたとしたら、首相は一躍ヒーローでしたね。

ところが、厚生労働省が採った態度はこれとは真逆で、新型コロナに対してビタミンDの効果が懐疑的であるという掲載でした。

 その後、複数の国からビタミンDが新型コロナの治療や重症化防止に有効であったという報告があったにも関わらず、この掲載はそのままの状態です。厚生労働省としては一方でビタミンDが健康に有益なサプリメントであると言いながら、新型コロナへの効果をわざわざ否定する必要がどこにあったのでしょうか。ビタミンDが副作用の多い薬であるなら分かりますが、元々推奨していたサプリメントであるにも関わらずです。

 そこでどうしても疑いたくなってしまうのが薬事利権です。要はビタミンDのような安価なサプリメントでコロナが治ってしまっては巨費を投じて開発させているワクチンの出番がなくなるから、政府としては困るのでしょう。利権に拘るがあまり、より巨額の資金をドブに捨てるような施策に溺れてしまう。そんな残念な構図を思い浮かべてしまうのですが、間違っていたらごめんなさい。しかし、従来からあるイベルメクチンやアクテムラと言った国産薬が海外で有効な治験データが得られたにも関わらず、日本国内で活用しようという動きが鈍いことからみても、このような安価な薬で効いてもらっては都合が悪いのではと思いたくもなるのです。

 話が政治寄りに脱線しましたが、ビタミンDは摂取しなくとも窓際でガラス戸を開けて、レースのカーテン越しに日光浴するだけでも体内で合成されるビタミンです。これなら全くお金は掛かりませんね。現在ではビタミンD以外にも有効性の知られたサプリメントや食材が多数ネットで見つかりますので、参考にしていただければと思います。

 あと一つ、巨費を投じることなく勧められるコロナ対策を記載しておきます。

それは、コロナに対するデータベースの共有が現在殆どできていないということへの対策です。感染者がどのような行動を経て感染したのか、一般市民が調べることはできません。それが分かれば賢い市民は規制などしなくても自らの行動を律することができるでしょう。

 また、コロナに有効と言われるようなサプリメントや食材を国民が試した結果がどうであったのかを投稿できるWEBサイトなど、優秀なプログラマに頼めば1日でできるほど簡単です。新型コロナが上陸して一年も経とうというのに、有効かもしれない情報が一部の人々だけに埋もれてしまうのは非常に残念なことです。

 いま一度、政府や自治体には、経済を止めない、巨費を投じなくてもできることは何でも試してみる、情報をくまなく集めてすべて公開する。そのような方針でコロナに対峙して欲しいと願っております。この際、利権による判断はすべて廃して、国民のためを念頭に施策を練り直してください。お願いします。

写真出典:米国立アレルギー感染研究所のウイルスの写真を元に加工