地域振興の道しるべ

地域振興の具体的なアイデアを公開するブログ

清潔志向に応える脱衣場と着衣場の分離

f:id:tokumasu1959:20201002114710j:plain

 時には広い湯船の温泉や銭湯でくつろぐのも気持ちのいいものです。綺麗になって脱衣場で身体を冷ましていると、どやどやと入ってきた汗臭いおっさんたち。寄るな、囲むな、綺麗になった私をけがすでない!そんな思いが心のなかでよぎった経験はありませんか。

 そこでちょっと考えてみました。そしてたどり着いたアイデアがこちら。ロッカーの背面にも扉を設けて両面開きのロッカーにするというもの。このロッカーを壁代わりにして脱衣場と着衣場を分けるのです。これは特許が取れるかもと思い調べてみたら私より4年早く取得している人がおられました。残念!

 ただ、この特許権を買ったとしても、いざ実行段階では様々な問題に直面します。例えば、空きロッカーに鍵を付けたままの運用はできない。扉を開けたまま鍵を返された場合それを締める手間が掛かる。トイレの配置はどうするのか。両面開きのロッカーは強度が劣るが、上に人が乗っても大丈夫か。いろいろ出てきます。

 しかし、ロッカーではなく、脱衣カゴを使う温泉旅館では上記の問題のいくつかは回避できそうです。これから建てる温泉旅館や大きなリフォームを検討されている旅館におかれましては如何でしょうか。日本人には清潔志向を通り越して潔癖的な方も結構いらっしゃるくらいなので、清潔感をうまく謳えばそこそこアピールできるかも知れません。

 

写真は楽天トラベルのサイトから草津温泉 ホテルニュー紅葉の脱衣場画像を借用しました。