この規模感。日本の山椒とは違いますね。スコップを使って、後ろにある振動ふるいに果皮を乗せます。 この振動ふるいで葉や小枝等のゴミが除去される仕組みです。 農家によっては軒先で菜種油を加熱し、花椒油を作っていました。 こちらは花椒(南椒)の畑。…
随分間が空きましたが、前回のお約束通り今回は中国四川省における花椒栽培から収穫後の様子をお伝えしましょう。上の写真は収穫されたばかりの花椒。 手籠がいっぱいになったら背中の籠に移します。これ四川省では農産物収穫時の定番アイテムです。 収穫が…
今回は前回の続きですが、花椒栽培をお考えの方のために、花椒に関してよりマニアックな情報をお伝えしておきたいと思います。花椒に関しては日本で詳しく知っている人が殆どおらず、中国人でもよく知っているのは極一部の人だけのようです。 まず、花椒とい…
近年日本でも人気爆発の花椒(中国山椒)ですが、中国料理に限らず和食にもよく合うことが栗原はるみさん親子など多くの料理研究家により確かめられています。実際のところ魚の煮付けに使ったときの旨さと言ったら日本の山椒では到底真似ができません。 です…
上のカエデの写真をご覧になって、普段よく見るカエデと違ってどんなことに気付かれたでしょうか。これ、ハウチワカエデという品種なんですが、気付かれたのは葉が全部黄色、葉の切れ込みが浅い、ギザギザの数が多い、そんなところでしょうか。でも、あとも…
いま、アメリカでは次期大統領の椅子を巡って熾烈な争いが続いています。そして、マスコミから流れてくる情報とネット上で多くの個人が発信する情報とにこれほどの乖離を感じたことはこれまでありません。マスコミでは悪人のように報道される大統領候補が、…
遂に日本も新型コロナの日々の新規感染者数が5,000人を大きく上回り、感染爆発と言われても仕方のない状況になってしまいました。政府や自治体の舵取りも「船山に登る」の如し。このままでは地域の経済は益々疲弊していくばかりです。 この期に及んで政府の…
AI、IoT、DX、様々なキーワードで将来の仕事のあり方が変わる、あるいは一部の仕事がなくなると言うような記事を最近よく目にします。果たして、このまま時代が進めばデジタル技術を容易に導入できて、それによって中小企業でも生産性が上がるのでしょうか。…
新型コロナウイルスの感染防止対策として先週、鬼龍院翔さんが「飲食店のBGMを小さくしよう。」とツイートされたことに触発されて私も考えてみました。 そうだ、会食するメンバーが全員腹話術をマスターしてから集まれば、ミストの飛散を大幅に削減できる。…
昭和時代、アイスクリームの基本的なフレーバーと言えば、バニラ、チョコレート、ストロベリーくらいでした。そして、1990年代から世界規模でブレイクした大物フレーバーが日本発の抹茶です。 その後抹茶ほどの斬新さを持って登場したフレーバーは思い当たり…
奈良県の吉野にあるお宅にお邪魔したときに出していただいた柿の葉寿司、なんとくるんである葉っぱが紅葉した柿の葉でした。葉っぱ一枚でも紅葉の美しさを堪能できるのが柿の葉の素晴らしいところです。そんな葉っぱでお寿司をくるんでしまうとは、暮れゆく…
人はゆらぎのあるものを美しく、あるいは心地よく感じるという傾向があるようです。昔「1/fゆらぎ」という言葉と共にそんなことが話題になりました。この理論によれば、一色のデザインよりも二色以上のデザインの方が、また平面よりは立体感のある面の方が…
新型コロナウイルス第3波感染拡大中!ところが、出てくる策はどこの知事からも飲食業等の時短営業要請ばかりです。毎回こんなことの繰り返しで飲食店はいつまで身がもつのでしょうか。 GO TOイートキャンペーンが俄に飲食店の混雑を招き、それが感染拡大に…
美味しくなりましたねぇ、コンビニ弁当。こんなに美味しくなってはお母さんの立つ瀬がなくなるではないかと心配になるくらいです。恐らくコンビニ業界でお弁当開発を担当されている方々の並々ならぬ努力の甲斐あってのことでしょう。そんな美味しさ向上に余…
「折角四川に来たんだから、四川名物の冷製スイーツでも食べて行かれたら?」ガイドさんに勧められて初めて口にした冰粉(ビンフェン)ですが、日本ではまだ殆ど知られていません。冰粉は読んでその字の如く氷のように見えるふるふる感のあるゼリーが売りで…
写真は年末恒例、大阪御堂筋のイルミネーションです(スマホで撮った貧弱な写真ですみません)。ここでは区間ごとに配色が異なっていて、端から端まで歩くときらびやかなイルミネーションを4kmの区間にわたって味わうことができます。これだけ見応えがあるイ…
雑草ジャムの本命『ギシギシ』 「この菜っ葉何ですか?」「ルバーブ。最近洋菓子店でも使われていますよ。」隣でその苗を植えていたご婦人が教えてくれました。10年ほど前、とある農家の苗植えイベントに参加したときのことです。 なんで菜っ葉が洋菓子にな…
「うゎ、美味しっ、これ今晩真似して作ってみよ。」ランチが人気のカフェで隣りのテーブルから聞こえてきた主婦の会話です。いくら美味しそうなお料理でもテレビやネットで見ただけでは、その味は分かりません。しかし、お店で美味しいお料理をいただいても…
刈谷ハイウェイオアシスの女子トイレ 男性にとってトイレとは用を足せばすぐに立ち去りたいところ。男性がトイレに望むことと言ったら清潔感と混んでないことくらいでしょうか。トイレで着替える男性などこれまでお目にかかったことがありません。 しかし、…
あたかもたくさんの蝶が群れているかのようですが、これ紅葉の始まったイチョウです。まるで蝶の魂がイチョウの木に乗り移ったかのようですね。この写真ですが、もう一つおやっと思われたことはございませんか。 よく見ると、紅葉しているとは言っても先端が…
いま発酵食品がブームです。とは言いましても日本には古来より味噌、醤油、漬物、納豆と言った様々な発酵食品が存在します。では、なぜ今ごろになってブームが到来しているのでしょうか。 一つの原因として、日本人の腸内細菌叢の劣化が挙げられると私は考え…
タイの屋台で始まり、アメリカでブレイク、そして日本に上陸したロールアイスですが、まだ日本での出店ラッシュとまでは至っていないようです。タピオカドリンクの二の舞を踏みたくないと皆さん慎重になられているのでしょうか。今回はそんなロールアイス販…
「おい、今年はサンタさんに何お願いするんや?」昔、小学4年生になる息子に探りを入れてみた結果、返ってきた答えはなんと「タイピング・オブ・ザ・デッド」でした。昔ゲーセンにもあったタイピングでゾンビを倒すシューティングゲームのことです。 「そん…
「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ」古代ローマ時代に遡るとされるラテン語の格言 一昔前の戦争で重宝がられた戦士と言えば勇敢で筋骨隆々な男たちでした。いまやそれがドローンを如何に巧みに操縦できるかというオタクと呼ばれるような存在にとって代わろ…
従来規模の大きい建築物の外装に木材を使うことは現実的ではありませんでした。しかし、そんな木材に塗装することなく、30年間の高耐久保証を付けたのがノルウェイ発のケボニー材です。私がケボニー材のことを初めて知ったのはWedge2019年1月号の記事ですが…
テント生地は建築外装に使ってみると意外と面白い建材です。テントというと耐久性がないように思われがちですが、スタジアムの屋根などに使われる四フッ化エチレン樹脂をコーティングした膜は築40年を超えても膜の目立った劣化がでていないという実績があり…
私が住む街の市民会館が今年取り壊されました。できたのは私が小学生の頃ですから、ちょうど50年くらいでしょうか。短いような、長いような、いや短いと言うべきでしょう。鉄筋コンクリートで造られた街を代表するような大きな建物が、人の平均寿命よりも短…
上の写真、何のお魚でしょうか。ご存知だとしたらかなりのお魚好きですね。正解はヒゲソリダイでした。名前がいまいち、見た目も微妙とあってはお魚屋さんに並んでいたとしてもなかなか買う勇気がでません。しかし、お魚のなかには見た目はパッとしないけれ…
駅前の雑踏の中からふと聴こえてくるメロディに惹かれ、つい足を止めて聴き入ってしまう。よく街歩きをされる音楽好きな人なら、誰しも経験がおありでしょう。そうして見つかったミュージシャンが、その後メジャーデビューできたりしたらファンとしては嬉し…
今日は地場住宅産業を応援するアイデアを一つ提供したいと思います。 冬、浴室から扉を開けてバスタオルを取ろうとしたときに入ってくる冷気、いやですよね。特にお年寄りの場合、入浴後のヒートショック対策は重要です。ただ脱衣場に暖房設備を設置しても、…